高配当ETFにあってグロースETFにないもの

前回のQQQとVUGはどっちも買ったよ。
早速配当をもらったぜい!

どっちも買ってたんだね。
ちょうど配当権利日前だったのかな?

そう!
早速配当もらえて超ハッピーだよ。

良かったじゃん。
いくらだったの?

えーっと…どっちも1株だから…。
ETF | 配当 | 直近配当日 | 直近配当利回り |
---|---|---|---|
QQQ | $0.388 | 2020/09/21 | 0.57% |
VUG | $0.406 | 2020/09/25 | 0.72% |

こんな感じだね。
なんか物足りないなぁ。笑

まあ米国ETFは年4回配当だからこんなもんよ。

4分の1だから仕方ないか。
でもこれじゃあいつまで経っても配当金再投資ができないよ。

まあグロース株はそもそも配当を目的としてないけどね。
株価が上昇する事を目的としてるから。

じゃあいつまで経っても配当金再投資できないじゃん。

そこでグロースETFだけじゃなくて「高配当ETF」にも投資してみよう。
高配当ETFは配当⇒再投資

なるほど高配当メインのETFね。
そういうのもあるのね。

いっぱいあるよ!
やはり配当こそモチベーションだよね。

それはある。笑
まあもちろん入金も大事だけど、配当でETFが増えるのは魅力的だね。

ちなみに高配当は沢山あります。
そこで私がまずこれが至高でしょって思うETFをご紹介します。
VYM

それがこちら!
VYM(バンガード米国高配当ETF)

VUGと同じVで始まってるね。

そうそう!
バンガード社っていう同じ会社が運営してるんだ。
世界2位の運用額を誇る超巨大ファンドだね。

バンガード社に就職したいわぁ。

さて、ではそのETFのデータを見て行こうか。
VYMのスペック
項目 | 数値 |
---|---|
年間維持費 | 0.06% |
直近配当利回り | 3.48% |
1年トータルリターン | 3.10% |
現在の価格 | $80.90 |
構成銘柄数 | 424銘柄 |

維持費やっす!
VUGもそうだけど、バンガードさんって維持費安いよね。

そうなんだよ!
それも魅力だね!
そして利回りに着目してください。

ETFで3%超えてるね!
QQQの7倍だ。

そういう事!
日本の代表例だと、前に紹介した日本高配当ETF「1478:iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF」があるね。
それの直近配当利回りは3.33%なので、それより高いって事になるね!

なるほど。
高配当ってのはわかったけど、これくらいなら他にもあるんじゃないの?

もちろん!
アメリカの高配当はこんなもんじゃないよ!
上には上がいるよ。
XLE(エネルギーセクターETF)は7%超え、
SRET(グローバルリートETF)は8%超えてるしね。笑

じゃあそっちとかの方が良いじゃん。
それともそれに勝る魅力があるの?
VYMの最大の魅力は2点

もちろん!
とても魅力的な部分をお伝えしようと思います!
ちなみに2点あるので、一つずつ見て行こう!

おー2点もあるのね!
早速ちょうだいちょうだい!

まず1点目は高い増配力だよ!
VYMの増配力

まあいくら高配当でも増配力は大事よね。
買った価格より下がっちゃったら、配当もらってもなんか損した気分だし。

そうだね!
もちろん周期的なものもあるし、買ったタイミングが悪かったりってのもあるだろうから、一概には言えないけどね。
さて、米国ETFには取引が活発で、運用額の大きい代表的な高配当ETFが4つあるんだけど知ってる??

えっ全然知らない。

有名どころなので、押さえておきましょう!
チェッカー | 直近利回り | 維持費 |
---|---|---|
VYM | 3.48% | 0.06% |
SPYD | 3.77% | 0.07% |
HDV | 4.25% | 0.08% |
DVY | 4.58% | 0.39% |

あれっVYMって一番利回り低いじゃん。
ダメじゃない?

確かにこれだけ見ると、経費率を差し引いたら、同じ位になるHDVかDVYが良いよね。
では、過去5年のチャート見てみよう。


おー!!!
VYM強い!!!

VYMの利回りが他より低いのは、株価が上昇してることによるものなんだ。
なので、他のETFより利回りが低いってわけじゃないんだよ。
ここが一番のポイントだね!
暴落から早く立ち直ったから利回りが下がってるっていう感じかな。

素敵じゃん!

そして2点目のポイントは分散性だよ!
VYMの分散性

ETFなんだから分散されてるもんでしょ。

まあ基本、どのETFも分散されてるんだけどね。
どのくらいかってのがポイントなんだよ!
チェッカー | 銘柄数 |
---|---|
VYM | 424社 |
SPYD | 79社 |
HDV | 75社 |
DVY | 100社 |

全然違うね!
めちゃくちゃ分散してるじゃん!

それが株価の安定にも繋がってるのかなと思うよ。


セクターはこんな感じで、分散が効いてるね。

しっかり分散されてるのに、高利回りで暴落に強いってのは、とても魅力的だね!

そういう事!
個人的には高配当ETF代表4つの中では一番信頼しているETFです。
まとめ

どうだったかな?
QQQみたいなイケイケのETFも良いけど、やはり配当金再投資をする上で、高配当ETFはモチベーションアップに繋がるよね。

確かに!
これで私もVYMの配当で、QQQを買うみたいな戦略の幅が増えるよ。
インカムはVYM、キャピタルゲインはQQQみたいな。

ETFは少額で色んな戦略の幅を持たせられるから、便利だよね!
VYMも単体だとただ高配当ってだけだけど、QQQやVUGと併用して購入するとお互いの弱点を補い合えるよね!

組み合わせを考えるのが醍醐味か。

高配当ETFもVYMだけじゃなくて、他の4大ETFもそれぞれ魅力があるから、ぜひ別の機会に解説したいなと思います。
と言うわけで、今日はこの辺で!

ばいばーい!
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