米国株をETFで挑戦!

実際に米国株を見てみると、何にどれくらいの比率で投資すればいいかわからないなぁ。

やあナオちゃん!
悩んでるね?

うーん。
超有名な企業がいっぱいあって目移りしちゃう。
だけど、やっぱり馴染みが薄くて、イマイチぴんとこない。笑

そうだね!
基本的には日本株と同じなんだけど、高配当を目指すなら個別株よりETFの方が簡単だと思うよ!

ETFかぁ。
前に日本の高配当ETFも検証して紹介してたよね?

そうそう!
こんな感じのスマートベータ型ETFを買って、長期投資がいいんじゃないかな?

スマートベータ??
なんか難しい言葉使ったね。
スマートベータ

スマートベータ運用ってのはね、表にするとこんな感じ。


インデックスとアクティブのいいとこ取りって感じだね。

「スマート」は賢い、「ベータ」は市場連動性を意味する言葉なんだ。
インデックスだと全部丸ごと買おうって事なんだけど、スマートベータは配当が高いのを集めましたとか、増配銘柄だけ集めましたとか、自由なアレンジが加えられるんだ。
米国では沢山のスマートベータ型ETFが誕生しているんだよ!

じゃあスマートベータだけでいいじゃん!
コストも安いんでしょ?

確かにアクティブとは比べ物にならないくらい安いよ!
インデックス並みだね。

最高だ!
素晴らしい発明だね!

それはどうかな?
ちょっと見てみよう。
インデックスと高配当スマートベータ

アメリカの代表的指標S&P500に連動する事を目指すインデックス型ETFの代表「VOO」
高配当ETFの代表格で高い人気を誇るスマートベータ型ETFの代表「VYM」
この二つの10年の株価推移を見てみよう!


青いのがVOOで赤いのがVYMね。

あちゃー。
インデックスの方がリターンいいんだね。

まあこれは配当を無視してるから、配当金再投資すればもっと縮まると思うよ!
ただインデックスの方がリターンは良いという結果になってるね。

VOOが10年で3倍。
VYMが10年で2倍って所か。

ただ配当を目当てにするならVYMは高配当のリターンが見込めるね!
VOOの利回りは約1.7%、VYMの利回りは約4.0%だから、市場の伸びが鈍化するなら、VYMの方がトータルリターンはVOOに肉薄すると思うよ!

ETFも一長一短って所だね。

そもそもアメリカにはS&P500以外にも優秀なインデックスがあるから、そっちもチェックしよう!
インデックスとインデックス

アメリカの代表的指標S&P500に連動する事を目指すインデックス型ETFの代表「VOO」
米国の新興企業向け市場ナスダックの時価総額上位100社に連動するインデックス型ETFの代表「QQQ」
この二つの10年の株価推移を見てみよう!


青がVOOと赤がQQQね。

こりゃヤバいわ。
6倍になってるよ。

まあ新興市場だから、値動きの激しい銘柄になっちゃう危険があるね。
リスクもあるし、コストもやや高く、ほぼ利回りを打ち消しちゃうので、完全に値上がり益のみを狙うスタイルだね。

単純に握って気絶してれば、誰よりも成績良かったんじゃない?

投資にタラレバはつきものだね!
過去の成績が、未来を保証するとは限らないけど、魅力的ではあるよね!
まとめ

色んなETFがあるね。
ETFの中でも迷うなぁ。

でも個別銘柄より、特色がハッキリしてるから投資しやすいよね!
インデックス型とスマートベータ型を組み合わせて、自分好みのポートフォリオを組んでいこう!
次回からはETFを紹介していくね!

目的に合ったETFを選ぶ楽しさもあるね!
投資の醍醐味だ!

そういう事!
じゃあ今日はこの辺で!

バイバーイ!
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