NISA制度の変更

また小難しい入り口だね。
新NISA?

今回は、最近ニュースとか雑誌とかでも話題になっている新NISAについて調べてみたので、解説していくよ!

全然知らなかった。
話題になってた?
そもそもNISAがあいまいかも…。

一応、前につみたてNISAを使用すると、インデックス投資信託に相性バツグンだよって記事を書いたので、そちらもどうぞ。

あっ思い出した!
売った時に税金かかんないよって奴だね!

その通り!
じゃあおさらいを含めて現行NISAの説明をするね!
現行NISAについて

そもそもNISAには2種類あって、それを選ぶ所から始まります。
※ジュニアNISAは今回は除外

前回やったのは「つみたてNISA」だね。

そうだね!
普通の「NISA」もあるんだけど、それも含めて表にまとめたので、見てみよう。
種類 | 非課税年数 | 非課税投資枠 | 投資対象 |
---|---|---|---|
NISA | 5年間 | 毎年120万円まで | 上場株式・投資信託(ETFも含む)・REIT |
つみたてNISA | 20年間 | 毎年40万円まで | 金融庁指定の投資信託(積立購入のみ) |

この非課税投資枠ってのは、この投資額で得た利益にかかる税金は全て免除って事??

その通り!
つみたてNISAは前回の記事で紹介した大体OKだよね?

そうだね。
うーん…。どっちか一つなら、つみたてNISAの方が始めやすいかなぁ。
金融庁お墨付きの投信だから失敗は少ないだろうし。

そうだね。
これから投資をスタートする人はつみたてNISAでバッチリだと思うよ。
普通のNISAも投資額の上限が決まってるから長期運用になるけど自分で運用するからリスクは大きいね。
ちなみに短期売買だと、投資額を沢山使うので、あっという間に上限に達しちゃいます。
・120万円の銘柄を1年持って配当金と売買益を得る
・1週間で24万円の銘柄を5回売買して売買益を得る
両者は同じ投資額になるので、スイングより配当も得られる長期になりがち

そっか。
NISAなら、急成長株を見付けるより、大型株で配当をもらいながらの運用を選ぶだろうね。

もちろん急成長株を見付けて、10倍にして、免税の恩恵をめっちゃ受けたる!っていう夢を見ても止めはしないよ。
でも現実は高配当に流れがちかな。

まあ腕に自信があればそれもアリか。
新NISAについて

そして今回の話題になったNISA制度の変更だ。
変更は2024年からです。

新NISAがどう変わるのか教えて教えて!

変更点はズバリ…2階建てだ!!!

どゆこと?

つまり現行NISAは120万円まで「上場株式・投資信託・ETF・REIT」に投資出来たけど、新NISAは違います!
・102万円は通常NISAと同じように使える(2階部分)
・20万円は積立の投資信託を組まなければならない(1階部分)

あっ何気に2万円増えてる!
新NISAは必ず積み立てないといけないのか!

そういう事!
積み立てるのは金融庁お墨付き投資信託ね!

積立なんてやりたくない!ってできないの?

今までノーマルNISAを使ってた人はできるよ!
…でもね…投資上限は102万円までなんだよ…。

えっめっちゃ損じゃん!
これじゃ大人しく積み立てるしかないね。

そういう事!
現在、NISAを使用している人は「ロールオーバー」(移管)が必要になり、手続きが必要なのでチェックしときましょう!
一方その頃、つみたてNISAは?

新NISAはわかったけど、つみたてNISAは変更無いの?

それがあるんだなぁ!
なんと5年間延長になりましたー!!

おーこれは上方修正だね!

そうなんだ!
今までは2037年までだったから、今年からつみたてNISAを利用する人は17年間しか利用できなかったんだ。

2042年までに伸びたから、今から始めれば20年間満額受け取れるって事だね!

そゆこと!
個人的にはつみたてNISAで十分だと思うよ。
新NISAで半端にやるより、堅くつみたてていくべきかなと思います。
まとめ

一応、今の時点で決まってる変更点なので、2024年までに変更があるかもしれないので、ご注意ください。
これからもお得な制度で変更点なんかがあれば記事にしていくね!

話題に乗り遅れないように記事をチェックしておきまーす。

では今日はこの辺で!

ばいばーい!
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